クリスマスソングは不協和音(side?)

3/7
21人が本棚に入れています
本棚に追加
/10ページ
* 隣のお兄さんのお父さんが再婚し、弟ができた。僕と同い年で音翔(おと)君と言うらしい。 挨拶に来た彼は、僕の家の工房で、 「わあ、すごい。」 と声をあげた。 どうせ、父の絵皿のことだと思ったら、僕の焼いた埴輪だった。 「あげるよ。」 「いいの?嬉しい。部屋に飾ろう!」 音翔君は、瞳をキラキラさせて、喜んでくれた。 それから、僕はいい埴輪が焼けたら、音翔君にあげた。
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!