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中の三人は驚いて窓を見た。
お兄さんと家庭教師さんは呆然としていたが、音翔君は
「サンタさんのプレゼントかな♪」
と笑って、庭に出てきた。
「音翔君、大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ、優しいサンタさん。」
「サンタじゃないよ。」
「サンタだよ。僕の欲しいものをくれたもの!」
僕は音翔君に抱きしめられた。
「お、音翔君!!」
そこへお兄さんが現れた。
「羽庭君、お騒がせしてごめんね。中で温かいココアでもどう?」
笑っているのに、どこか怖い。
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