あらすじ

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大洋は気がつけば屋外階段踊り場たった、 タバコを取り出すと過去を思い出す。 彼の勤めている会社は、高卒は出世出来ないが、今のプロジェクトを成功されば、特別に出世の道が開かれる。 しかし、今まで受け持つ企画は、いつも大卒の同期の根回しに邪魔され、うまくいかなかった。 その日は、土曜日のクリスマスイブにも関わらず、出勤していた。大卒の同期 涼太に企画を潰された嫌気を晴らす為、屋外階段の踊り場へやってきた。 すぐ上の階の屋上へ行きたがったが、鍵がかかっている。仕方なくその踊り場でタバコを咥えた。 そこで隣のビルの屋外階段の踊り場へやって来た桜と出会う。 「今時タバコなんて流行らないわよ。」 スマホをいじっていた桜の方から声をかけられ、そこかなら何となく、よくここで合うようになる。 お互いの会社や、役職、経歴を明かさずにいる約束をした。同じ境遇の彼女と話しが合い、仲が良くなる。 大洋は涼太が隠していた不正を暴いて辞めさせる。 ある時、今のプロジェクトに関わる話をしていると、桜の会社も同業の会社だと知る。 それから二人の仲が進展していき、付き合うことに。     
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