あらすじ

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半年ほど過ぎた時、次の企画の協業相手が桜の会社だと知る。 密かに合うようになり、10ヵ月ほど過ぎた時。 二人の一年記念日だから、今年のクリスマスはここで会おうと約束する。 ところがある日、コンペに不利になる機密がライバル会社にバレてしまう。 しかも、桜がプロジェクトリーダーだったことを間接的に知る。 彼女は自分の出世の為に機密を漏らしたに違いないと思い、彼女を恨む。 彼女に対し、一方的に酷い言葉をかけ、別れる。 ライバル会社の社員と付き合っていたこともバレ、チームから外され、転勤することに。 こうして、転勤の当日であるクリスマスイブに、この階段を訪れたのだった。 隣の階段の踊り場に辞めた同期 柊 が現れる。 転職して桜の会社に就職していて、彼女の代わりにプロジェクトリーダーになっていた。彼女は最近まで休職していたことを知る。 機密情報が漏れたのは、桜のせいではなかったのだ。桜に浴びせたひどい言葉を後悔する。 着信拒否していた彼女の電話番号にかけるが繋がらない。 同期が去った後、待ち時間ギリギリまで待っていると、雪が降り始めた頃に桜が反対側の階段踊り場に現れる。 桜へ詫びると、気持ちが再び通じ合う。 大洋は屋上に上がる鍵が外れていて、屋上から飛び移り、二人で抱き合う。
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