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「…の……あの…」
「ん、」
どこだここ。天井(なのか?)は白、壁(多分?)も白色、
それにしてもさっきなにか聞こえたような…
「あの…大丈夫ですか?」
声がした方を向けば白い髪にぱっちり二重の青い目、ふっくらと気持ちよさそうな頬にいちごみたいな赤い唇
簡単に言ったら、すごくかわいいショタがいた
今まで人間に興味がなかった俺にしたら信じられないくらい興味がわいた
いや、これは『恋をした』の方が正しいな
「あの……」
「ああ、大丈夫だ」
そう言うと大きな目をウルウルさせ初めて焦った
泣いて欲しくなくて頭をポンポンしてやるとさらに涙が溜まっていく
「…ごめ、ん、なさい」グス
ポロポロと涙を零しながら謝ってきた
しかし、ごめんなさい?なぜこの子は謝っているんだ?
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