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「あら、照れてるの?意外と可愛い所もあるのね」
くすくすと笑うノアにハイドは睨む。
「あのな……大の男に可愛いはないだろ。この魔性の女め…」
「あら?お嫌い?」
「………愛してるよ」
「当然ね。そんなの知ってるわ。
あー……早くお風呂入りたぁーい…
足いたぁーい」
目を細める彼女にハイドはため息を付く。やはり惚れた弱みか。何だかんだで強くは言えないのだ。
「なら、早く帰ろうぜ。俺達の愛の巣に」
「私の家でしょ。名義は私なんだから」
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