4. もう一つの物語 パラグラフⅣ:或は真実の物語

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「捜査課課長だって? 凄いじゃないか、キミならやれると信じていたが」 「光栄です、そんなふうに言っていただいて」 「彼らはもう連れて帰ってもいいのかな?」 「ええ、もう聴取は済んでますから。ただ、死亡した男性の身分証から、彼が公安警察特捜部違法薬物取締課所属の捜査官だったことが判って……  もしかしたらお知り合いかもしれないと思いまして」 「アディ、マミー、カフェテリアで待っていてくれるか? 2、30分ですむ」 「……うん、分かった。エリ、今日泊まってくれる?」 「ああ、モチロン」 「良かった」
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