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「珍しく気が合ったねー。殉職、失踪ときて、果ては拳銃自殺。何らかの共作用があると思ったほうがいいのかも」
「だな。もしかしたら、敵さん(潜入先)と仲良くタッグを組んでるヤツがいるやも知れん。あるいは、まったく別の何かが働いているのやも知れん。RyuRyuめ、冴えてやがる。
ま、何にせよ、あれもこれもきれいに掃除できたらオジさん嬉しーってな(笑)」
「……欲張りも大概にしときなよ」
薄く笑みを浮かべる由宇次郎。
「フン、俺ぁ物心ついてからこっちずっとこうさね。だからしぶとく生き残ってこれた。
こいつをなくしたら、そん時こそシメーだよ」
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