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「飛ばすぞ! 振り落とされるなよ!」
エリザさんの言葉に、僕は頷く。
パワードスーツを着た人物は、尋常じゃないスピードで追いすがってくる。
気を抜けば追いつかれてしまうことは目に見えていた。
「トウゴ! 鉄網弾の操作を任せる。当たれば素晴らしいが、足を少し止めるだけでも御の字だ!」
「はい!」
僕が構えるは、先ほど打ち落とされた鉄網弾。
それを、追跡者に向かって一気に放った。
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