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「くそがあああっっ！！」
「両手両足へし折ってブチ犯してやんよ！」
残ったヤンキー達が、一斉にエリザさんに飛びかかる。
「今よ、車を抑えて」
「医療隊、ゴーです！」
リョウコさんとマキナさんの指示で、武装した医者達がヤンキー達の車に向かう。
これで、一人でも多くの子供が助かればいいけど……。
「大人しくしろぉぉ！」
不意に闇の中に響く、下劣な声。
ヤンキー達が、エリザさんの胸めがけて手を突きだしている。
「触れるな、貴様等にその権利はない」
次の瞬間、宙を舞う腕。
エリザさんの持つナイフがヤンキー達の四肢を次々と切り落としていた。
「ぎゃあああっ！」
「助けてくれよおおお！！」
絶え間なく聞こえる悲鳴、それは断末魔。
やがて、残ったヤンキーは一人となっていた。
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