第八話:弔いの銃弾

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「リョウコ!! 津坂が次に向かう場所を想定してくれ!」 エリザさんがすぐにリョウコさんへ通信。 『津坂が堂本の奥さんに関係を迫っていたのだとしたら、奥さんを狙うかもしれないわ!』 「なるほど、自宅に向かう! 地図を出してくれ!! あと、車だ! 急いで車を用意してくれ! 堂本も酷いケガをしている! マキナの医療隊を頼む!」 『了解! すぐに向かわせるわ!』 エリザさんの声には焦燥の色。 マキナさんがここにいれば、治療などもっと的確にできるのだろう。 僕達は、自身の力不足を痛感していた。
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