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「私は……本当に死んでしまったのですか?」
「ああ、残念ながらね。でも、その時の記憶は共有していない。だから君は、そのまま生を繋いでいると思ってくれればいい」
「この身体は……紫苑さんが作ったのですか?」
「ああ、その通りだ。できる限り君本来の美しさを再現できるように努力はしたよ。だが、そもそも身体などはただの入れ物さ。君の記憶があり、心がある。それが重要なのさ」
「こんなことして……倫理的に問題はないのですか?」
「知らないね。倫理なんかくそ食らえだ。天罰が下るというのなら、どんとこいさ。君にまた会えた。それだけが僕の喜びなのだから」
そういって笑う紫苑。
その瞳には、狂気がにじんでいた。
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