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「あが……!!」
津坂の口から洩れる苦悶の声。
僕は油断なくマキナさんと沙也加さんの前に立ちはだかり続けていた。
「くたばれ、ゴミめ。貴様に生きる価値はない」
マキナさんがハサミを引き抜き、そのまま二本の刃へと分離させて津坂の身体を両断する。
「ゴミ処理、完了だ」
地面に転がる津坂の死体に、吐き捨てるような言葉。
良かった……。
少なくとも、沙也加さんは守れた……。
被害は甚大。
だが僕は、確かな充実感緒抱いていた。
これがただの、自己満足だとしても。
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