第八話:弔いの銃弾

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「トウゴさん! 大丈夫なのですか!?」 マキナさんが僕に呼びかけ、傷を確認。 「ひどい怪我なのです……! 強化されてるからって、無理は禁物なのですよ!」 「前と同じですよ。マキナさんを護りたかっただけです」 僕がそう返すと、マキナさんは申し訳なさそうな表情。 「ごめんなさい。記憶にないのです。もしかして、私が死んだ当日の話なのですか? だとしたら、共有できてないかもなのです」 「共有……? お前、いったいなんなんだ?」 エリザさんが、マキナさんを見つめてすごむ。 マキナさんは少し切なげにわらうと、囁くように言った。 「あとで、全部話すのです」
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