第一話:幼女狩りゲーム

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「じゃあ凄くうれしいニュースってなんですか?」 「ああ、喜べ。お前も私達と同じ掃除屋になることが決まった」 どうしよう。 何言ってるのかわからないよ……。 「言ったとおり、お前の体は強化されている。加えて、お前は自分の身を捧げて他人を守る優しさと強さを持っている。私達の仲間にふさわしい」 「それにしたって……」 「さっきも言っただろう。お前は一度死んでいる。居場所はここにしかない」 ああそうか。 僕に利用価値がありそうだから、生き返らせたのか。 全く残酷なことをする。 でも、僕にも誰かが救えるのなら、悪いことじゃない気がした。 「はあ、どうせ拒否権はないんでしょ。わかりましたよ。がんばります」 僕はため息交じりで頷く。 この日を境に、僕の人生は大きく変わったのだった。
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