第八話:弔いの銃弾

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「調子に乘るな、なのです」 「いたっ」 マキナが紫苑の額にデコピン。 しかしその表情には笑みがあった。 「ひっどいなぁ。僕にも少しくらい良い思いさせてくれてもいいじゃないか」 「紫苑さんはどんどんエスカレートしそうだから怖いのです。危険人物であることには変わりないのですよ」 「もう、エリちゃんみたいなこと言わないでよ」 紫苑が大きなため息。 その瞬間、研究所の電話が鳴り響いた。
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