第八話:弔いの銃弾

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「もしもし……」 紫苑がすぐに電話に出る。 その瞬間、彼の表情が変わった。 「エリちゃん達が……?」 「ど、どうしたのです!?」 紫苑が受話器に向かって語る言葉に、マキナが心配そうな声。 「了解。今すぐ行くよ」 紫苑が電話を切ると、真剣な表情でマキナを見る。 「エリちゃん達が懲罰委員会にかけられたらしい。どうも今回の事件に関連があるらしいけど……」 「私も行きます!!」 マキナの申し出に、紫苑は静かにうなずいた。
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