第一話:幼女狩りゲーム

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「ぎゃははは!! 幼女はいるか!?」 「こっちはまだ八人しか捕まえてねえからよ!」 店のガラス扉に突き刺さる、ワゴン車。 その中から現れたのは、いかにも柄の悪いヤンキー二人。 その口から発せられる言葉はあまりに物騒だ。 「いたぞ!」 ヤンキーが、先ほど僕に挨拶してきた女の子を指さして叫ぶ。 まさかあの子に何かするつもりか!? そんなこと、許さない!! 「やめろ!!」 僕は慌てて、女の子の前に立ちはだかる。 しかし…… 「うぐっ……」 腹部に、熱。 流れ出す、赤。 迷いも容赦もなく突き立てられた、冷たい刃。 ヤンキーは僕の腹にナイフを突き刺し、ニタニタと笑っていた。
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