裁判員Ｚ

登場人物

偽花音（？）…介護施設で働く「明海花音（22）」を名乗り、裁判員として裁判に参加する主人公。話術で議論の流れをコントロールしようとする。
難波江隆三郎（７０）…元高校教師の裁判員。頑固一徹を体現するような人物。
塗林健一（２２）…ネット依存の傾向がある裁判員。二次元の女性にしか興味を持てないヲタク気質。
国分寺静枝（２７）…自閉症の３歳の息子を持つ裁判員。渋々参加していて、早く帰りたがっている。
野添キヌ（８１）…資産家の裁判員。口調は穏やかだが、時々真を突く台詞をずばりと言い放つ。
八乙女春一（３５）…中堅のシステム開発会社に勤めるサラリーマン裁判員。不倫願望があり、偽花音と静枝に気に入られたがっている。
貝持美百合（４０）…ベテラン裁判官。ハーバード卒のエリートだが、海外勤務が長いので日本の文化に疎い。
砂地周（５６）…ベテラン裁判官。偽花音の意図に気付き、公正な審議を求めるが、偽花音に弱みを握られていることを知ることになる。
末岡太（３５）…若き裁判官。犯人が有罪だと確信しており、早々の決着を望んでいる。
由比藤元伸（３９）…本件の加害者。小成田雪名の熱狂的なファンで、何度も警察から警告を受けている。
小成田雪名(１６)…本件の被害者。地下アイドルであり、ストーカー化したファン由比藤元伸に撲殺される。