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「…忍に殴られればいいじゃん、バーカ(笑)」
奈々は泣き笑いをしながら亜須斗の肩を軽くパンチする。
「さっきは止めてたくせに、何だよそれ(笑)」
笑いながら立ち上がり、ゆっくり深呼吸をする亜須斗。
「それで…あらためて言うけど…。
俺はお前が好きだ。
…付き合ってくれないか」
座ったままの上目遣いで見上げる奈々に頭を下げて右手を差し出す。
「…しょうがないなぁ
付き合ってあげるか!」
奈々が両手でその手を掴み、亜須斗が引き上げて立ち上がらせる。
そしてそのままの勢いで抱きしめた。
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