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下駄箱に着き、靴を履き替えていると後ろから走りながら入ってくる生徒が1人。
「はぁっ、はぁっ、はぁ…
っ追い付いた…」
2人が振り返ると、息を切らしながらやってきたのは亜須斗だった。
「亜須斗!
なに、走ってきたの?(笑)」
「…はぁ、はぁ…」
膝を手をついて肩で息をしていた亜須斗は顔を上げて答える。
「…自転車でだけど…
近いけどギリギリだったから」
「早く起きないからだろ(笑)」
「でも飛ばしたら余裕だったな」
亜須斗を待ちながら会話をしつつ、靴を履き替え終えた3人は教室へ向かう。
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