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聞いてる振りして俺の関心は凛に向く。
隣で寄り添う凛に擦り寄る。
興奮冷めやらぬ優香里はちっとも気づかない…
しめしめと、少しビックとした凛の頬に鼻先を掠める。
もう一度仕掛けたところで俯いた大きな瞳がキッと睨んだ。
可愛いすぎて顔がニヤける。
それにしても、悠太の奴遅いな。早く来いよ…
丁度優里香の話も愚痴から惚気に変わったところだ。
来るなら今だぞ!
ちらっと辺りを窺う
「優里香」
やっと悠太の登場だ。
『ホッ』
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