妄想痴漢列車3―トナカイの俺を攫うのは君の役目でしょ?―

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 首につけたリボンはそのまま、他は全部脱がされていった。互いに裸でも、不思議と寒くない。ってか、首にプレゼント結びで全裸って、絵面がイヤらしいわ。 「んぁ…和樹ぃ…」  ぴちゃっと、和樹が俺の足先を舐める。イヤらしい手つきで太股を撫でて、くすぐったい。もとい、気持ちいい。じわじわっと這い上がるような気持ちよさに、俺は完全オープン状態だ。 「蕩け顔、イヤらしいよ亮二」 「んぅ、だって気持ちいいよ…」 「足、弱いよね」 「ひぁ!」  笑って、和樹が足の付け根にキスをする。そこ、すっごく弱い。自然と足開いちゃう。淫乱ビッチかもしれないけれど、そこは本当に弱い。  くくっと、和樹は笑う。そして余計に、そこを舐め始めた。俺は弱く喘ぎながら、奥がキュンキュンするのを感じている。どんだけだよ、変態な俺。 「あ、そうだ」  和樹は何か思いついたらしく、テーブルに近づいていく。そして、皿に付いたケーキの生クリームを指に塗ると、それを俺の胸に乗せた。 「ふぁぁ」 「こういうのって、イヤらしいよね。食べ物で遊んじゃいけないけど、お皿に付いた分ならまぁ、いいか」  あんまり良くないよ!     
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