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笑って、和樹は俺の足をM字に開くと窄まりに指を這わせて潜り込ませる。俺のそこは待ってましたと飲み込んで、入口をヒクヒクさせていた。
「もしかして、自分でしてきた?」
「んぅ、だって綺麗にしとかないと…」
エチケットですもんね。
和樹は驚いた顔をそのまま好色に変えて、俺の中をふにふに押している。違和感と期待に、俺は落ち着かない。暴かれていくのに、俺は興奮している。
「そういえば、亮二まだお尻でイッたことないよね」
「え?」
お尻でイク? ですか?
「今日、してみようよ。お尻、感じる事は感じるでしょ?」
「んっ、でも俺、上手に出来るかなんて」
「大丈夫、亮二ならきっと出来るよ」
期待されて褒められると俺は頑張れる子です。お尻だけ…ですか? 頑張ります!
和樹は丁寧に指を二本にして広げて解している。最近、これをされると俺は少し恥ずかしくて焦る。ジワッと腰が痺れて背中も痺れて、熱くて気持ち良くてムズムズする。
「感じてきたね。分かる? ここ」
「いぁ!」
「膨らんで、押してって言ってる。前立腺だよ」
和樹が一点を押し込むと、俺の中の痺れはずっと強くなってくる。一緒に、先走りが溢れてきて困る。
それでも和樹はやめてくれない。段々切羽詰まってきて、俺は焦った。ゾクゾクっとしていられない。ジワッと染みるみたいに気持ちがいい。
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