心をこめて 心をとめて

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「・・・・・・あのさ、明後日の夕方、今ぐらいの時間に来れるか?」 「え、明後日?でも明日から3日間は休みなんやないの?」 「あ、あぁ、そうなんだけど・・・・・・いや、用事があるならいいん―――」 「いや、何もないよ、大丈夫」 「そうか、じゃあ来てもらえたら」 「何かあるん?」 「あぁ、ちょっと手伝ってほしいことがあって」 そんな直樹くんの言葉に、俺はふと『そういえば洋風おせちなんかも作るって言ってたし、それを手伝ったらええんかな』と思って、頷いていた。 そこへ――――
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