エレナの七変化

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「なんてことを言う?あなたが泣き叫ぶようなことはなかったはずだ。」 「それを今さら証明するのは無理です。でもあなた自身のお気持ちはどうでした?」 「私が何だというのだ?」 「あなたに罪の意識があったかどうかです。」 「罪の意識。」 法と秩序を守る検察官か、黒衣の判事か。 「貴方とのベッドでの行為はすべて拒否いたします。」 学校の校規を読み上げた生徒会長はアダムに背を向けて部屋を出た。
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