プレゼント
6/6
読書設定
目次
前へ
/
6ページ
次へ
俺が言ったものはすべて贈ってくれただろう? ならきっと会いに来てくれるはずだ。 俺を手に入れるために。 すがれるものが他にないから、俺に執着していた。 逃げ切ったつもりでいたのに、知らない間に見つかっていたらしい。 階段をのぼる音が聞こえてくる。 玄関の扉をあける重い音が響く。 扉の前に立ちはだかって、包丁を握る手に力を込めた。 さようなら、母さん。 これが俺からの最後のプレゼント。
/
6ページ
最初のコメントを投稿しよう!
2人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
2(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!