すがら/ながら 事前準備(3月~4月)

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稲城の里山で降るような鶯の声を聞き、生田で氷雨の中、無音を愉しみました。 普段は生田も鶯やガビチョウが煩いくらいに鳴いています。 独吟発句第二候補です。 ゼニアオイ青筋立てて笑ひたり(夏) 元は ゼニアオイ路地に一輪咲きにけり 今咲いていると夏なんですね。 切れ字18字なら「笑ふかな」でしょうか。 冬泉 4月8日 鶯も声を忘るる氷雨かな 伸びいとどしき麦の揺乱 ゼニアオイ青筋立てて笑ひたり 嘘にも赤や白のある夏 何をしたらいいのか…自分で付けてみました。まだ候補はあるのでしょうか。 ・青麦の伸びいとどしき昨日今日こころ遅れて声さへ立てず(前川佐美雄) り(PN)4月9日 もう一つ考えてみます。お待ちください。 なお独吟切り替えて二人でも良いですよ。 浮かぶときは浮かぶのに浮かばないときは浮かびません。 り(PN) お待たせしました。 独吟発句第三~五候補です。 声あれど姿の見えぬ蛙かな 照れる月共に眺むる人もがな 歳月や枯れて肴と変わりけり あと、 ゼニアオイ青筋立てて笑ひたり ですが、 「青筋立てて」を「青筋立てつ」では可笑しいですか。 り(PN) なお、 伸びいとどしき麦の揺乱 嘘にも赤や白のある夏 の第二句ですが、味わいがあって良いですね。 わたしは基本無粋だから、こういった味が出せません。 冬泉     
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