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稲城の里山で降るような鶯の声を聞き、生田で氷雨の中、無音を愉しみました。
普段は生田も鶯やガビチョウが煩いくらいに鳴いています。
独吟発句第二候補です。
ゼニアオイ青筋立てて笑ひたり(夏)
元は
ゼニアオイ路地に一輪咲きにけり
今咲いていると夏なんですね。
切れ字18字なら「笑ふかな」でしょうか。
冬泉 4月8日
鶯も声を忘るる氷雨かな
伸びいとどしき麦の揺乱
ゼニアオイ青筋立てて笑ひたり
嘘にも赤や白のある夏
何をしたらいいのか…自分で付けてみました。まだ候補はあるのでしょうか。
・青麦の伸びいとどしき昨日今日こころ遅れて声さへ立てず(前川佐美雄)
り(PN)4月9日
もう一つ考えてみます。お待ちください。
なお独吟切り替えて二人でも良いですよ。
浮かぶときは浮かぶのに浮かばないときは浮かびません。
り(PN)
お待たせしました。
独吟発句第三~五候補です。
声あれど姿の見えぬ蛙かな
照れる月共に眺むる人もがな
歳月や枯れて肴と変わりけり
あと、
ゼニアオイ青筋立てて笑ひたり
ですが、
「青筋立てて」を「青筋立てつ」では可笑しいですか。
り(PN)
なお、
伸びいとどしき麦の揺乱
嘘にも赤や白のある夏
の第二句ですが、味わいがあって良いですね。
わたしは基本無粋だから、こういった味が出せません。
冬泉
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