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呆気にとられたランバートは、途端に毒気が抜けた。そうすると場の空気も明るさを取り戻し、皆も安堵の息をついた。
「ごめん…」
「あぁ、いや。ここにいる奴らはみんな、お前の気持ちも怒りも痛いくらい分かってる。だけど、うかつな事するなよ。お前は今騎士団にいるんだ。それに、上に任せりゃ処理してくれそうな話なんだ。下手な事して今の居場所をなくしたら、それこそお前の不幸だぞ」
念を押すようなジンの言葉に、ランバートは苦笑して頷いた。
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