２０１８

６月

６月２６日（火）晴れ

さっき、ツイッターで予防接種を受けさせない親の記事をみかけた。

子供を自然のまま、育てたいとか、予防接種を受けて副作用に苦しむということからだと思う。

説に訴えていた人はドイツ在住の日本人で、向こうも受けさせない派もいるとのこと。

どこの国にもそういう考えの人はいる。

カナダでもそういう団体がいるとかで、そういう人たちは自分の子供だけじゃなくて、他の親にも受けさせないように訴える人が多い。

カナダ在住の知り合いの日本人の方も「周りにそういう病気にかかる人が少ないから受けさせる意味があるのか」みたいな発言をしていて、驚いた記憶も。

その気持ちもわからなくはない。

まだ私が日本にいた時、MMRを受けた子供が髄膜炎をおこすケースがあった。

わりと確率が高くて、百人に一人だったかな。

冗談じゃないってことで、長男には麻疹だけ受けさせたけど。

MMR、三つを合わせるとその副作用がおこるとのことだった。

その時、初めてわかったことは、その国々でそれぞれの予防接種ワクチンを作っているということ。

どこかの国が安全なワクチンを開発して、送ってくれるとかじゃないんだって。

そんなに副作用があってもすぐに取りやめなかったし。

お隣の奥さんはあまり深く考えずにMMRを受けさせちゃった。大丈夫だったよ～って笑ってたけど。

その後、私はカナダへ移民。

日本でもらった母子手帳を見せ、ここまで予防接種を受けてます、だから、必要なのは・・・・と医者に言った。

けど、カナダのドクターはそんなの鼻にもかけず、全部最初から予防接種しろとのこと。

同じものを何回も受けて大丈夫らしい。

ただし、カナダにはBCGがない。

かろうじて長男は日本で受けていたので、今でも肩にハンコ注射の跡が残っている。