5月

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「半分、青い」見てます。 でも、今更ゼッサンとかちょっとあり得ないって思ったのは私だけ? そもそも、鈴愛は本当に漫画家になりたいのか、すごく疑問です。 口ではそう言っているけど、絵を描くことが好きな人って、あんなんじゃない。 絵をちょこちょこって描いて、みんなにほめられて、どんどん描くし、テレビを見ながらでもぼうっとすることなく、手は動いているのではないでしょうか。 彼女は高校時代もまったくそんな素振りはみせないので、不思議に思っています。 描けば上手に描けるって言う人、そんな天才肌、この世の中にそういないと思います。 みんな、好きだから描く、もっとうまくなりたいって努力するんです。 ギターリストも言ってました。 ギターの天才って言われるけど、天才ならギターダコはないと思うんです。 僕の手にはタコだらけですって笑っていました。 本当にその通り。 好きだから努力する、ちょっとした時間があればイラストを描いたり、アイディアを考えたりすると思うんです。 もっともっと漫画を読んだり・・・・。 でも、あのドラマは十五分しかやらないせいか、そういうところは全くなし。 残念です。 少なくとも私は、漫画家のたまごとしてのそういう努力生活が見たかったです。 こんな私は素人ですが、朝、コーヒーを飲みながら、昨日書きかけた話を読み返しています。 朝の方が頭が冴えているから、間違いや直しがやりやすいんです。 そして、朝の出勤の支度。 ご飯を食べ、着替えておきます。 そうしてから、十五分ほどの時間、書きかけの小説の今後を考えたり、引っかかるところがあれば、検索して調べたりしています。 おもしろいニュースがあれば、書きとめて、のちのネタに使います。 テレビを見ていても手元にはメモ用紙とペンがあり、気になった事件、なるほどと思ったことはすべて書いています。 ドラマの途中で、別の小説のことが浮かぶ時もあるので、消え去らないように書いておきます。 それに漫画家は絵が上手なだけじゃなれないと思います。 常に何を書くか、何を書きたいかの葛藤もないと、絵にあれだけの時間をかけるんですから、自分の心を動かすための資料として本読み、映画鑑賞、人物観察は必須。
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