5月

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あの漫画家の秋風さんも周りの人も、鈴愛も全くそういう物が感じられない。 人それぞれなんでしょうけどね。 それよりもこんなに私が熱くなる以前に、あれは架空のドラマだということなんでしょう。 私の高校時代、同級生にイラストが上手な友達がいました。 水彩画で書くとみんなが欲しい~と連呼するくらいの腕前。 漫画家になれるねってみんながそう言っていました。 でも、その本人はいたって冷静。 親からもいろいろ言われていたみたいで、漫画家にはなりませんでした。 その彼女が言ったことがあります。 絵は描けても話がかけないって。 世の中の漫画家さんはすごいってことです。 自分でストーリーを練り、絵も描くんですから。 しかも枚数制限が厳しいみたいです。 素人でさえ、そんなことに気づくのですから、本物の漫画家さんたちは苦笑でしょうね。 それでも毎日見ている私です。 でも、誰に共感すればいいのかわからないですね。 大好きで見ている人にとっては、余計なことなんでしょうけど。 「重版出来」の方が、漫画家って感じでおもしろかったです。
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