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こんな風にたまに母と時間が会えばマッサージをしてあげたり、手料理を振る舞える事が碧は、とても嬉しくて幸せだった。
だからこそ、もっと母との時間が欲しかった。そこで碧は、担任の先生に相談してアルバイトをしようと思った。学校側も事情は良く理解してくれて承諾してくれた。後は母の許可だけだった。これで母は少しでも楽ができる。そう思えば碧は勇気と元気が沸いてくるのであった。
しかし、それは儚い希望だった。
『母さん!!僕もね?新聞配達のバイト始めてもいいかな?なんでもね?奨学金の制度で新聞配達のがあるらしいんだけど、これなら返済しなくてもいいらしくて?それでね?って……母さん?』
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