<chapter3 碧の闇-emerald of darkness->

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「ごめんね。これしかないんだ……じゃあね……サヨウナラ…………」 そう言って碧はまだポケットに隠していたナイフを蒼の手の甲に突き刺した。 堕ちていく碧の顔は最後まで優しい顔をしていた。その動く口はこう言っていた。 “ごめんね?アオちゃん。愛してるよ” と。
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