風邪をひいた
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ゴホッ、ゴホッ 痰が喉を塞ぎ、ヒュー、っと高い音が鳴ってなんとか息を吸い込む。 ハアハア 肩を激しく上下させ、テッシュで涙を拭う。 枕元に置いてある体温計に目を向けると、水銀のメモリが38度を少し超えている。 「ズル休みのつもりが、本当になっちゃった…」 僕は体温計に向かって呟く。 先週の金曜日、たまたまみんなが話している側に僕はいただけ。 それだけだった。
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