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ワタルは「こっちだよと」というと言われた方向にワタルの後ろを追尾してきた。
玄関ではそのままでは入れないので身を少し反転し、何とか入った。
そのままワタルの後ろに追いかけてきて、「お客様、どこでおろしたらよろしいですか」と尋ねえきた。
「ここらへんかな」と言うと
箱をおろして、自身は中にあったロボットの初期設定を始めた。
みるみるうちに初期設定をして、これで六歳児レベルくらいになりました。
「会話もそれなりにできるはずです」といい、
「お客様の頭のチップと同期してください」
「そうすれば思考レベル同程度になります」と
そのロボットSR-6は、「ドローンに向かってありがとう同志」とはっきり言った。
「では、私はお役目を果たしたということで次の仕事に向かいます」とそのドローンは去っていた。
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