第4章 それから……。
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只野の生活は荒れていった。 昼夜逆転。 食事も不定期。 もはや仕事ができる状態とはほど遠い。 只野自身もそれはわかっていた。 しかし、眠れば悪夢。 食欲もない。 やる気も起きない。 もはや手の打ちようがないのだ。 医者通いを始めて十余年。 まさか自分がここまで落ちぶれるとは思ってなかった。 只野の願いはただ1つ。 家族が笑って暮らせること。 しかしその願いすら今は遠い。
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