海に降る雪
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海に降る雪を見つめていた。 静かに音もなく落ちて、溶けていく雪を。 「湊」 マフラーを湊の首に巻いてそのまま後ろから温める様に抱き締めたキリの手に、湊は自分の手を重ねた。 「風邪引く」 「ありがと。でも雪が綺麗で」 「今日は冷える」 そのまま暫く二人、抱き合ったまま海を眺めた。 いつの間にか雪は降り止み、波の音だけが響いていた。
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