第2章 告白

6/10
前へ
/51ページ
次へ
そして、互いに持ってきたものを見せ合った。百合花はペアになっている うさぎのキーホルダー 美里は小さな手鏡を持ってきた。 どっちにするか迷って キーホルダーを買うことにした。 買い物を済ませて ご飯を食べに行こうとしたけれど さよならの時間になってしまたので 百合花を山の麓まで送った。 「この記念品、絶対に大事にしようね。 今日は本当にありがとう。 未だに夢の中にいるみたいで 実感がわかないよ。 好きな人ができるってこんな感じなんだね。」 と百合花は照れた。 「もちろん大事にするよ。 私も、未だに信じられない。 嬉しくて死んでしまいそう。 本当は私が伝えようとしたのに・・・・ まさかこんなことになるなんて 思ってもいなかった。」 2人が話をしていると、山の方からぱかぱかと音が聞こえてたので 振り返るとドンチャンが こちらに歩いて来た。
/51ページ

最初のコメントを投稿しよう!

25人が本棚に入れています
本棚に追加