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そして、互いに持ってきたものを見せ合った。百合花はペアになっている
うさぎのキーホルダー
美里は小さな手鏡を持ってきた。
どっちにするか迷って
キーホルダーを買うことにした。
買い物を済ませて
ご飯を食べに行こうとしたけれど
さよならの時間になってしまたので
百合花を山の麓まで送った。
「この記念品、絶対に大事にしようね。
今日は本当にありがとう。
未だに夢の中にいるみたいで
実感がわかないよ。
好きな人ができるってこんな感じなんだね。」
と百合花は照れた。
「もちろん大事にするよ。
私も、未だに信じられない。
嬉しくて死んでしまいそう。
本当は私が伝えようとしたのに・・・・
まさかこんなことになるなんて
思ってもいなかった。」
2人が話をしていると、山の方からぱかぱかと音が聞こえてたので
振り返るとドンチャンが
こちらに歩いて来た。
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