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それから少し時間がたって・・・
「もう元気になったかな?さぁ帰ろ」
百合花が美里に聞いた。
美里は頷いて立ち上がり、手を繋いで町へ歩き出した。
そして町に着き、山の麓でお別れをして
それぞれ家に帰って行った。
2人は幸せな気持ちがいっぱいで
その日の夜はなかなか寝むれなかった。
次の日、美里が仕事の休憩をしていると
富士川がお見合いの写真を沢山持ってきた。
今まではちらっと見ることはしたけど
百合花と付き合い初めてから
全く手をつけなくなり美里はいつも
(ゆりちゃんが相手だったら
喜んですぐに結婚したのに・・・。)
と思っていた。
そんな美里の様子を富士川は
心配をしながら見ていた。
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