第十楽章+寂しかったから

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豪華なドレス専門店を後にするふたり。 そらはすこしづつ色がかわり、吹き抜ける風がすこし寂しくかんじられます。 そろそろ帰らないと…ズーノに迷惑をかけてしまいそう。 お店の窓から、歩くふたりをみつめるのは、イライザ。 『……へえ、あいつがえっちゃんの言う子かぁ…… ……"やばそうなやつ"ならついでにルカ達に"いじめて"もらおうと思ったけど…… 良い子だと思うが……ちょっと聞いてみるか えっちゃんが言ってた』 ぽつり、つぶやく言葉はドレスにうもれ、消えてしまいました。
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