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豪華なドレス専門店を後にするふたり。
そらはすこしづつ色がかわり、吹き抜ける風がすこし寂しくかんじられます。
そろそろ帰らないと…ズーノに迷惑をかけてしまいそう。
お店の窓から、歩くふたりをみつめるのは、イライザ。
『……へえ、あいつがえっちゃんの言う子かぁ……
……"やばそうなやつ"ならついでにルカ達に"いじめて"もらおうと思ったけど……
良い子だと思うが……ちょっと聞いてみるか
えっちゃんが言ってたあいつのこと』
ぽつり、つぶやく言葉はドレスにうもれ、消えてしまいました。
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