第十楽章+寂しかったから

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*** 『…たまには、本以外の買い物もいいものだね。気晴らしになったよ』 イライザに見送られ、店をあとにする二人は、次はどこへ向かうのでしょう。 『…リオウ…あんなに高い買い物…わたしたちなんかの為に………』 『……ふふ、そうだね。ちょっと奮発しすぎてしまったねぇ。暫く外食は控えてヴィラの食事を楽しまないとね』 ―さて、次でさいご。そうしたらゲートへ向かおうね 目的があるようで、こっちだよとヴィラの手を引いたリオウはゆっくりとあるきはじめました。 ***
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