第十一楽章+ごあいさつ

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『可愛い可愛いリオウちゃん、格好いい格好いいヴィラ君、テテ…おとこのこかしら?おんなのこかしら?ケットシーちゃんだから無性別じゃぁないとおもうけれどあなたどう思います? -そうだねえ、パパの予想は…風があっちからこっちに吹いてるからおんなのこかなって思うなぁ- じゃあ、リオウちゃん、ヴィラ君、テテちゃんの三人へ。まちがってたらごめんなさいね きのうは、遠いのにわざわざ逢いに来てくれて、嬉しかったわ♪ テテちゃんにも逢いたかったわ。また今度の楽しみね』 そこまで言葉がつむがれるとがらすのお花はそっと閉じ さっきまで、つぼみをとじていたお花が “つぎはわたし” と言いたげにほころびはじめました。
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