第十一楽章+ごあいさつ

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『わ、この袋、おこうちゃよ!すっごい!こんな大袋みたことなーい♪こっちはこっちは?』 『…これはお母様特性の軟膏だよ。 この寒い時期に手が凍ってしまわないように、たくさんのあたため草を練りこんだあたため薬。 こんなに沢山…ヴィラとテテで沢山使ってもすぐになくならないね こっちもお母様特性の入浴剤。これを風呂に入れるとどんなに寒い巡りでも、体の芯から温まってぽかぽかするよ こっちはハーブティだね…あと新しいブランケットに寝具…この大きさはヴィラにガウンかな? …多分この派手なデザインはお父様からだろう 今年は肉がまた多いな…ヴィラがワーウルフだからかな? 乳製品と魚が多いのも、テテがケットシーだと言っておいたからかな…全く嬉しいね』 天井まで積まれた箱をひとつづつおろし、中をかくにんするリオウ。 ひとつひとつがたからばこのようで、開けるたびにテテの瞳がきらきらと光り輝いています。
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