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鶴川毎志 30歳
卒業生に東大進学者がゴロゴロいるような超名門高校を卒業するが、普通の大学を卒業しそのあとは就職しても長く続かず転職を繰り返してきた。
今はヤオスケというスーパーで青果担当者の契約社員として働いている。
仕事が分からず、来る日も来る日も上司からも先輩からも大声で責め立てられ、仕事は教えてもらえない。
もう辞めたいと思っている。
だが、隆貴に説教され、青果担当として非の打ち所の無いプロに成ろうと決意。
人が変わったかのように猛烈に働き、休みの日も野菜のことを勉強するようになる。
磯田隆貴 30歳
毎志の高校時代の友人、飲み仲間。
大学卒業後、大手企業で働いている。
羽本公則 34歳
毎志が働いているヤオスケというスーパーの店長。
指示がないと動かず、仕事の覚えも悪い毎志に腹を立て、いつものように恫喝している。
こいもちゃん 年齢不問
インターネットにつながれたサーバー上に創られたバーチャルの街で毎志といつものように会っている。
本名は不明。
普段はOLとして働きながら、仕事が終わってからバレーボールの選手として活動している。
横部郷奈 28歳
バレーボールの選手で、毎志が高校時代から憧れていた人。
(毎志の部屋には横部のポスターが貼ってある。)
将来を嘱望され、天才少女と言われていた。
だが、高校を卒業する頃から不振に陥り、名門の実業団チームに入るが解雇される。
そこで、新しくできた実業団の弱小チームに加入する。
そのチームは企業がやっている所ではなく、選手たちは普段はみんな別の会社で働きながらプレーしている。
横部はそこでも控えに甘じていたが、最近になり再び活躍を始め、SNSにアップされる写真やコメントにも変化が現れ始める。
藤野昇一郎
毎志が勤めているスーパーヤオスケに野菜を納品している農家。
農家としての腕は確かでスーパーなど取引先からの信頼は厚い。
農作業が終わってからも農業機械の手入れなどで日々忙しくしている。
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