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5.映画・DVD「残酷ドラゴン 血斗竜門の宿」
1967年公開の台湾映画『残酷ドラゴン 血斗竜門の宿』。監督は胡 金銓。111分。
最近、胡 金銓の武侠映画に凝っています。
シンプルなストーリー、明るい画面、憎らしい敵、でもそれを上回る強い正義漢と、腕の立つ気の強い美女。お約束の展開です。
胡 金銓ではお馴染みの杉本哲太似のシー・チュンが大活躍です。
相手役は、上官靈鳳(シャンカン・リンフォン)。伝説のアクション女優として名前は知っていましたが、うむむ。確かにアクションは素晴らしいけれど、身体が短い。逆にそこが魅力でもあります。
明時代に宮廷を牛耳っていた宦官のツァオは、楊長官を処刑します。その遺児を辺境に流刑にしますが、後々の復習を恐れて刺客を放ちます。
辺境にある「竜門客棧」で、暗殺団、楊長官の信奉者、行きずりの剣士や、遠くの地から流れ着いた武人などが入り乱れて戦います。
まあ、最後は正義が勝つのですがね。めでたしめでたし。
1992年には香港映画『ドラゴン・イン/新龍門客棧』としてリニューアルしています。ブリジット・リンが、宝塚の男役のようでかっこよかったです。
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