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4.映画・DVD「大酔峡」
『大酔侠』（英語題は Come Drink with Me ）。1966年香港の武侠映画。監督・脚本は胡金銓。ショウ・ブラザーズ作品。91分。
香港映画の創世記を築いた邵兄弟の代表作です。
実にシンプルな話です。総督の娘・金燕子（鄭佩佩）は、盗賊にさらわれた兄を捜しに宿屋にやってきます。そこに酔っ払い猫という、孤児を集めている芸人がいます。実は、武芸の達人。
金燕子は盗賊を、酔っ払い猫は卑怯な手を使って師匠を殺した兄弟子を倒そうとします。これだけなんですけれどね。
この酔っ払い猫が「酔峡」です。
この鄭佩佩が強い強い。カッコいいです。無敵です。酔峡も、最初は浮浪者みたいだったのがだんだんカッコよくなってきます。二人の間にちょっとした雰囲気もありつつ、なにもありません。
盗賊が「なんじゃこりゃー」というような白塗り。「玉面虎」（陳鴻烈）。玉面はイケメンという意味ですが、どうもねー。
わかりやすくて面白かったです。さすが、キン・フーです。
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