みんなでつくるドラマ脚本プロジェクト用

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みんなでつくるドラマ脚本プロジェクト用

1.主要キャラクター紹介 【主人公】 男。二十八歳。有名大学の法学部を優秀な成績で卒業し、法科大学院修了後に司法試験に挑むものの三年続けて落第。犯罪者=悪人という思考の持ち主で、検事志望。子供のころに母親がひったくりに遭い足に怪我を負ったが、犯人の刑が軽かったことをずっと疑問に感じている。社交的に振る舞うのは得意だけれど、その実他人に心を開くのがとても苦手。友だちと呼べる人間は多いが心を許す相手はいない。裁判傍聴が趣味。特にひったくり犯の裁判はよく傍聴している。 【弁護士】 女。二十八歳。大学、法科大学院、司法試験をストレートで突破し、主に刑事事件を扱う中堅弁護士事務所のイソ弁として働いている。正義感が強い。罪を犯した人は罰を受けるべきだと考えているが、犯罪者=悪人とは考えていない。依頼人に感情移入しすぎることを先輩弁護士から度々注意されている。ひったくり犯として裁判に臨むことになった被告人の弁護を担当。 【被告人】 男。三十代半ば。ひったくりの犯人として逮捕起訴されたが、無実を訴えている。 【被害者】 女。五十代。スーパーでの買い物を終えて自転車で帰宅途中にひったくりの被害に遭った。犯人の顔を見たと断言したことが被告人の逮捕の決め手となった。
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