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ブグロー「アモールとプシュケ ー子供たちー」
ウィリアム・アドルフ・ブグロー(ブーグローとも 1825年11月30日 - 1905年8月19日)は、フランスの画家です。19世紀フランスのアカデミズム絵画を代表する画家で、神話や天使、少女を題材とした可愛らしい絵画、官能的な女性の裸婦像などを多く残しました。
1890年に描かれた本作。アモールはフランス語で「愛」を意味しますが、ここではギリシア神話のキューピッドのエロースのことです。
プシュケ(プシュケーとも)は、人間の娘です。
彼女はとても美しく、その美しさに嫉妬したアモールの母ウェヌス(ヴィーナス アプロディーテーとも)は、息子の恋の矢をプシュケに射って卑しい男に恋をさせようとします。
ところがアモール、自分を矢で傷つけてしまったからさあ大変。プシュケに恋をしてしまいます。
これに怒ったウェヌスは、プシュケを呼び出し、無理難題を押し付けます。
ところがたくさんの助けと奇跡(ご都合主義)でこれを全てクリアして、プシュケは女神となります。
お約束として、プシュケの翼は蝶で描かれます。
子どもの姿で描かれた2人、むちむちですね。
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