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コリア「ゴダイヴァ夫人の肖像」
ジョン・メイラー・コリア(1850年1月27日~1934年4月11日)はイギリスの著作家であり、ラファエル前派の画家です。神話、伝承、肖像画家として有名です。
1898年頃に描かれた「ゴダイヴァ夫人の肖像」は、11世紀のイングランドの女性、ゴダイヴァ夫人(990年頃〜1067年9月10日)を描いたものです。
ゴダィヴァ夫人は、夫レオフリック伯爵の圧政を何度も諌めたところ、「それほど言うのなら、町民のいるコヴェントリーの街を、馬に乗り裸で一周してきたら考えても良い」と言われました。
なんと子供っぽい!
夫人は馬に跨り髪を解きほどき、全身を覆うようにして町中を走りました。
町民たちは、そんな夫人のために固く目を閉じていました。
みごと街中を一周してきた夫人を見て、夫の伯爵は、その願いを聞き入れたのでした。
ところが、どうしようもない男。トムは夫人の裸をこっそり見ようとしました。
以来、人々は覗き屋のことを「ピーピング・トム」と呼ぶようになりました。
あのベルギーの高級チョコレートメーカーの名前とロゴにもゴダィヴァ夫人(日本ではゴディバ)が描かれていますね。
画像は「見ちゃいやーん」な感じです。
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